これまでのお話では、婚約指輪のルーツやダイヤモンドのお話しをしてきました。
今回は、実際にプロポーズをしよう、婚約指輪をオーダーしようと思ったときに
湧いてくる疑問や心配事について、過去にお客様からいただいたご質問やご相談をもとに
お答えしていこうと思います。
・プロポーズはいつ頃するもの?
これは、かなり多くの方が一番最初に直面する難問かもしれません。
「いつ頃」や「いつまでに」という決まった答えはございませんが、
やはり、何かの節目の折にプロポーズされる方が多いようです。
そろそろかな、と思った年のお誕生日やクリスマス、おふたりが出会った日や
お付き合いを始めた日など、記念になる日。
転勤やキャリアの転換期のような、人生の転機にプロポーズなさる方もいらっしゃるようです。
「このタイミングは変」ということはありませんので、
自分のお気持ち、相手のお気持ちを想像してプロポーズの計画を立てて、
婚約指輪を贈ろうと決意されたら、ぜひHASUNAの店舗までご相談にいらしてください。
・いつから準備を始めるべき?
普段なかなかジュエリーに触れる機会がない方も大勢いらっしゃいます。
婚約指輪については、相手の方のサイズに合わせておつくりしますので
多くのブランドが最短でも数週間~数か月、お渡しまでにお時間をいただいています。
HASUNAの場合は、婚約指輪はおよそ2カ月を目安にしていただいております。
オーダーをいただいてから1点ずつ、専属の職人が丁寧に制作いたします。
指輪の完成を待ちながら、お渡しする場所や相手に伝えたい言葉を
時間をかけて考えるとよいかもしれませんね。
プロポーズまでお日にちがない方には、プロポーズダイヤモンド、という
先にダイヤモンドのみお選びいただいて、プロポーズ成功後におふたりでお好きな指輪を
オーダーできる、プロポーズ専用の「プロポーズダイヤモンド」をご用意しております。
HASUNA表参道本店でしたら当日その場で、オンラインストアでも最短翌日発送が可能です。
・絶対に指輪がないといけないもの?
プロポーズには必ずしも婚約指輪が必要ではありません。
実際に、最近はプロポーズの時に婚約指輪を贈る人は少なくなっています。
プロポーズの後におふたりで指輪を選びに来る方も多いですし、結婚指輪のみで
婚約指輪は用意なさらないおふたりもいらっしゃいます。
ライフスタイルが多様化する現代では、婚約指輪についても様々な考え方がありますが、
もし、指輪を贈りたい気持ちがあるのでしたら、ぜひご用意なさるのをおすすめいたします。
一生に一度限りのことだから、ということもありますが、それ以上に、婚約指輪は
プロポーズの時の心強い味方になってくれるからです。
いざプロポーズしようという瞬間は、誰しも緊張するものです。
考え抜いて用意したプロポーズの言葉がうまく言えないこともあるかもしれません。
たとえそうなっても、ダイヤモンドが輝く小さな箱をそっと相手に渡すことができれば、
言葉が無くても、相手にはあなたの想いが伝わります。
婚約指輪は、女性のために贈るものですが、プロポーズする男性を応援してくれるものでもあるのです。
・ダイヤモンドはどのグレードを選べばいい?
ダイヤモンドには、4Cと言われるグレーディングシステムがあります。
「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ)」「Cut(カット)」「Carat(カラット)」の頭文字をとったもので、
色の白さ、内包物の少なさ、カッティングの美しさ、重さの4つの指標でダイヤモンドの価値を示すものです。
全てのグレードが良いほど、希少性が高まりますが、
必ずしも全ての指標が最高のものを求める必要はありません。
もちろん、身につけた時に割れてしまいそうなほどに内包物が多いダイヤモンドや、
色が黄色みがかってみえるようなものは、耐久性や美しさの点からあまりおすすめできません。
HASUNAでは、婚約指輪としてお作りしたときに美しく見えるグレードのダイヤモンドのみを選んでいます。
詳しくは、HASUNA bridal storeの Optionページをご覧ください。
・相手の指のサイズがわからない
婚約指輪は指のサイズに合わせてお作りしますので、相手の指のサイズを知る必要があります。
後からサイズ直しができる場合もありますが、デザインによっては難しいこともあります。
さりげなく、指のサイズを聞き出しておくと、婚約指輪を用意するときに役に立つかもしれません。
例えば、プレプロポーズのような形で、ファッションリングをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
どうしても指のサイズがわからなかったり、相手の好みのデザインをプレゼントしたいときは、
プロポーズダイヤモンドがおすすめです。
婚約指輪と同じように小さな箱に入ったダイヤモンドでサプライズプロポーズをして、
後日おふたりでゆっくりデザインとサイズをお選びになるのもおすすめの方法です。
・プラチナとゴールドの違いは?
プラチナとゴールドは、異なる金属の種類です。
プラチナは白い光沢、ゴールドは黄色がかった光沢が特徴です。
その他にも様々な特性の違いがありますが、婚約指輪、結婚指輪に使われる
Pt900、K18イエローゴールドは、どちらも申し分のない耐久性や加工性をもっています。
どちらにもそれぞれに優れた特性があり、どちらの方が良いということは一概には言えませんが、
プラチナの方が比較的高価です。
婚約指輪としては、ダイヤモンドと同じ白い光沢をもち、
ダイヤモンド輝きを引き立てるプラチナを選ぶ方が多いです。
ゴールドの指輪はダイヤモンドの輪郭がはっきり見える良さがあります。
プラチナよりも肌なじみがよく、日常的に身につけたい方に好まれます。
婚約指輪選びは誰しも慣れないものです。もし迷ったり悩まれることがありましたら、
どうぞHASUNAのスタッフにご相談ください。
大切なプロポーズや婚約指輪選びが想い出に残る素晴らしいものになりますよう、
ぜひ、皆さまのお手伝いをさせていただきたく思います。