HASUNAのコルネは、アフリカの国ルワンダから来ています。

ルワンダにある牛角細工工房「ウムリモ・ムブジマ」は、HASUNAのパートナーが青年海外協力隊の赴任中に立ち上げた工房。
ここでは、元ストリートチルドレンの青年たちが加工技術を学びながら職人として働き、自活できる報酬を得ています。

1994年に起きた内戦で、両親を失ったストリートチルドレンの数は数千にも及びます。
学校へ行く機会を奪われた彼らは読み書きもできず、特別な技術も持たないために、まともな仕事に就くことができません。
行き場をなくした彼らは、売春や盗みの道へと進むしかなく、新たな犯罪の温床となっています。

工房ではこうした元ストリートチルドレンの青年たちが、牛の角をカットし磨き上げ、ジュエリーの素材になるように一つひとつ丁寧に作り上げています。

工房の青年たちはHASUNAとの取引を重ねるうちに技術も向上。
仕事と収入を得ることで生活は安定し、工房の運営を自分たちで主導できるまでに成長しました。

『HOPE』は“希望”の証。そして、映画『ルワンダの涙』に出演した「クレア＝ホープ・アシティ」の名前からもきています。
ルワンダの未来が、明るく希望に満ちた平和な未来であってほしい、そんな想いを込めています。

日本とルワンダ、ふたつの国のクラフツマンの手によるジュエリー。

このコレクションを、ルワンダの青年たちの明るい笑顔とともに、お届けできたらと思います。